ホテルバーは美味しい
Number 15 ロイヤルパークホテル メインバー ロイヤルスコッツ

日本橋愛とともに味わう白州ハイボール

歴史ある地域に育まれた空間

今年3月に商業施設、COREDO室町2&3ができたことをきっかけに、日本橋に人が押し寄せている。日本橋一帯は老舗が多く、中央区の半分ほどの場所に江戸時代から続くお店がひしめき、古きよきものと新しいものが同居している。

江戸時代から旅の起点として名高く、現在は水天宮前駅から羽田や成田空港行きのリムジンバスが出るなど、世界へ旅立つ窓口としてのインターナショナルな面もある。海外からビジネスや観光で訪れる宿泊客も多い中で、街の特長がそのままロイヤルパークホテルのキャラクターにもなっているようだ。

今年開業25周年を迎えたこのホテルは1989年のオープン以来、町内会にも入り、お祭りにも積極的に参加している。これほど地域に密着しているホテルというのもそうそうないだろう。

ご近所さんというご縁から、2013年3月より、現在建て替え中である水天宮からお預かりしている子宝犬をロビーに設置。撫でれば安産や子宝が授かるご利益があると言われるワンちゃん親子の像を目当てに、戌の日には行列ができる。また、呉服に強い土地柄を生かして和装で行うウェディングにも力を注ぐ。

よいワインやウイスキー同様に、土地の個性=テロワールをとても大事にしているのだ。

写真左:
日本橋 ハイボール
1,296円
写真右:
日本橋老舗おつまみセット
972円

白州ハイボールも江戸前風で味わう

その昔、英国の貴族やジェントリーが荘園に建設したマナーハウスをイメージした内装の『メインバー ロイヤルスコッツ』は正統派スタイルを守るかたわら日本橋カラーをしっかりアピール。ご当地アイテムも揃えている。「日本橋 ハイボール」は日本を代表するシングルモルトウイスキー白州を、仕込み水でもある南アルプスの天然水を使ったソーダで割り、大葉と花穂紫蘇を添えて完成する日本情緒漂う一杯だ。白州モルトの森の若葉のようにみずみずしくフレッシュな香りとほのかな甘みが引き立つ味わいで、食前酒はもちろん、食中酒として幅広い料理にマッチする。

ここはぜひ、粋に「日本橋老舗おつまみセット」で合わせて欲しい。文久2年(1862)年創業の『日本橋鮒佐』のたらこの佃煮、慶長元年(1596)年に伊勢・桑名で創業し、約120年前に日本橋に移転した『日本橋 貝新』のはまぐりのしぐれ煮、元禄12年(1699年)に創業した日本橋の鰹節店『にんべん』のまぐろの角煮がもつ、お醤油系の甘じょっぱさとウイスキーとの相性は最強といってもいいかもしれない。なにより、歴史ある町内会の結束が感じられて、味わい深い。

バラをあしらった、その名も「日本橋 美人」なんていうカクテルもある。梅酒をベースにクランベリーとピーチのリキュール、グレープフルーツジュースをシェイクした一杯は酸味も甘さも穏やかで飲みやすい。こちらは単品で飲んでもいいし、甘酸っぱい同士で中華の一品「白菜ときゅうりの甘酢漬け」との相性もいい。

このバーは洋食のみならずお寿司や中華などのレストランから料理をとれるということもあり、食事メニューが非常に充実しているのだ。ちょっとお腹が空いたときは、「蟹のスパゲッティ」をはじめ、お寿司や中華料理の品々をオーダーできる。

人気メニューを盛り込んだうえに2時間フリードリンク制で1人6,000円(税・サ込み、利用は10人~)という「サマーパーティープラン2014」(8月31日まで)や17時から20時まで利用できる女性限定「ガールズトークプラン」1人4,100円(税・サ込み、利用は4人~)など、お得な企画もいろいろある。今年の暑気払いの集合場所はここでキマリだ。

写真左:
日本橋 美人1,273円
写真中央:
白菜ときゅうりの甘酢漬け
1,296円
写真右:
蟹のスパゲッティ2,376円
アシスタントチーフバーテンダー
植薗洋大さん
東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1
ロイヤルパークホテルB1F
Tel.03-3667-1111(代表)
17:00~23:30LO
無休
カクテル1,273円~
ウイスキー1,296円~
フード864円~
サービス料10%(チャージ無し)
*価格はすべて消費税込み、
サービス料別。